片手バックハンド選手の減少

2024/02/21

硬式テニス:片手バックハンド、バックハンド片手打ち

こんにちは。五里五里の里こと京都府城陽市にあります会員制テニスクラブ、サン城陽テニスクラブです。

さて硬式テニスではバックハンドは片手打ちと両手打ちがありまして、先日ニュースで男子ATPツアーにおいてTOP10から片手バックの選手がいなくなるという記事がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/12a4aaab6e55650d92edf9c7fa94946a3c956b5b
ベースラインでのストローク戦が主流の現代テニスにおいては仕方がないかなと思います。

といいますのは、やはりプレースタイルに関わってきまして、片手バックはフェデラーのようなオールランドな選手に合った技術なんですね。そうなるとネットプレーが増えるのですが、ネットプレーはパッシングやロブで抜かれてしまうリスクがありますし、ボレーの技術やある程度リーチが必要になってきます。またジュニアましてや女子選手に教えるのは両手に比べて時間がかかります。なので仕方がない流れかなと。

ただフェデラー、ワウリンカ、チチパス、ディミトロフ、ジャポバロフ、ムゼッティ、ティエム、ガスケなどの片手バックは本当に美しいですよね。

一般プレーヤーに目を向けると、当クラブの男性会員さんもですが片手バック多いですよ。やはりダブルスをすることが多く、ネットプレーを沢山するからであったり往年の名片手バックプレーヤーの影響であったりします。

写真の私も片手バックです。これはたまたま教えてもらったコーチが片手だったというだけですが(笑)
ただやはりスライスとの打ち分けがスムーズにできる利点はありますね。

一度、皆様もご自分のプレースタイルに技術的な整合性があるか俯瞰してみるのも良いかもしれませんね。

脇田利彰

脇田利彰
サン城陽テニスクラブ 代表取締役

  • サン城陽テニスクラブ代表兼コーチ コーチ歴20年
  • 元神戸Mokuyoukaiテニススクール 六甲、垂水担当コーチ
  • フロリダのニックボロテリーテニスアカデミー(現IMG)でトレーニング経験有
  • 日本スポーツ協会コーチ1・日本ラケットストリンガーズ協会会員・京都府テニス協会施設委員

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